食事療法は高血圧を治療するにあたり、最も重要かつ効果が期待できる方法といえます。
食事療法を行わないで薬だけで血圧を下げようとしても、効果は半減してしまいます。
一時的に血圧が下がっても、薬の服用をやめると、また高血圧の状態に戻ってしまうのでは真の治療とは言えないでしょう。
【降圧効果のある食材と効能】
●野菜
アスパラガス・キュウリ・ジャガイモ・セロリ・空豆・玉ねぎ・ナス・人参・白菜・ワラビ
●果物
イチジク・柿・マンゴー・リンゴ
●海藻類
昆布・海苔
●魚介類
アサリ・アジ・アナゴ・カツオ・カニ・サバ・タイ・タコ・ハモ
●香辛料
ニンニク
その他、小豆・銀杏・椎茸・蕎麦・クコ・ヨモギなども降圧効果があります。
塩分を抑えた食事をすることだけが食事療法だと思われていますが、摂った塩分を吸収させないようにすることも食事療法だといえます。
カリウムは塩分を体外に排出する手助けをしてくれ、血圧を下げることにもなります。
カリウムが高血圧の予防にとって、救世主となるのです。
カリウムを多く含む食品として、アボガド・納豆・バナナ・芋などがあげられますが、栄養バランスのとれた食生活は1日に30種類の食品を食べることだと言われています。
まずは30種類の食品を食べることを目標にした方が良いでしょう。
【高血圧の食事療法の基本】
@食塩の量を制限する
健康な人でも1日に8g以下、高血圧の人は1日5〜6g以下に抑えます。
どの食品にどれだけの食塩が含まれているか把握しましょう。
A総エネルギーを制限する
日々の総カロリーを計算できるようにしましょう。
自分にとっての正しいカロリー数を理解し肥満防止に努めましょう。
Bタンパク質を十分に補給し、脂肪・糖分を制限する
タンパク質は人間の体を作るものですから必要不可欠なものです。
植物性タンパク質にはないアミノ酸が肉類にはあるので、腎臓に重い障害がない場合、肉類も必要です。
脂肪の少ない肉を上手に工夫して料理しましょう。
Cビタミン・ミネラルなどの多いバランスのとれた食事
ビタミンは体の機能を維持するのに必要です。
特にカルシウムは血圧の調整にも関係します。
バランスがとれた食事をとることも食事療法の大切なポイントです。