高血圧症の診断基準

血圧は私たちにとって非常になじみの深い健康の基準です。

スポーツジムや温泉などに行けば必ずといっていいほど血圧計がありますし、健康診断の結果等でも自分の血圧を知る機会はあるでしょう。
しかし、自分の数値を見ても、高いのか低いのか、正常なのかよくわからない、という人も多いのではないでしょうか。
医師や看護師に「高血圧気味ですね」などと言わたことがある、ということで自分は高血圧なのだ、と長年思い込んでいる人もいるのではないでしょうか。

そもそも高血圧症(高血圧)の診断基準とはどんなものなのでしょうか?
WHO(世界保険機関)は次のように高血圧の基準を定めています。

【高血圧】
最高血圧(収縮期血圧):140mmHg以上 /最低血圧(拡張期血圧):90mmHg以上
【正常】
最高血圧(収縮期血圧):130mmHg未満/最低血圧(拡張期血圧):80mmHg未満

ただし、血圧というのは、測定したときの環境や体調で大きく変化します。
朝と夜でも異なってきますし、緊張やストレスなどで一時的に基準値を上回り高血圧と診断されるケースもあります。
ですから、数回の測定で平均値を出し、それで判断します。

また、高血圧症には最高血圧が高い場合と、最低血圧が高い場合があります。
どちらの場合も身体に悪影響を及ぼすのですが、 特に良くないのは最低血圧が基準値より高い場合です。

高血圧症の状態が長く続くと、心臓病や脳梗塞、脳出血、 腎不全といった病気につながる恐れがありますので、それらの合併症が出る前に高血圧の予防、治療に努めましょう。
また、かなり昔の検査結果などから「自分は高(低)血圧だ」と思い込むことも危険です。
定期的に検査を受け、今現在の自分自身の体を知ることが大切です。


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