高血圧症とは?

現在わが国では、約3500万人もの人が高血圧症にかかっていると言われています。
日本人の約4人に1人の割合です。
その名の通り、高血圧が続く状態を指し、腎性など原因となる病気があるものと、本態性のものがあります。
日本の死亡原因は1位:がん、2位:心疾患、3位:脳血管疾患ですが、この2位と3位の原因には高血圧症という病気が深くかかわっています。

高血圧症は、普段はあまり症状がありません。
そのため自分が高血圧症にかかっていることが分からず、そのままにしておくことが多いようです。
この気付かないままそのままにしておくということが高血圧症にとって非常に危険なことなのです。

高血圧症ということに気付かずこのままにしておくと動脈硬化を促します。
先ほど、死亡原因2、3位にも深く関わる病気であると述べましたが、というのもこの動脈硬化によって心疾患、狭心症、脳出血、脳梗塞、腎臓病その他さまざまな合併症を引き起こしてしまうからです。
最悪の場合には、突然死、という可能性もあるのです。

このように恐ろしい高血圧症を予防するためには、症状がないからといってそのままにしておかず、時々でも血圧を測ることが大切です。
また、高血圧症の予防には日頃から塩分を抑えた食事にするなどの、生活習慣の改善が何よりも大切です。
生活習慣の改善は、すでに高血圧症にかかっている人は、高血圧症の治療の第一歩です。

高血圧症の種類とは?

高血圧症は原因がはっきりとしている「二次性高血圧症」と、原因がはっきりとしていない「本能性高血圧症」の2種類に大きく分けられています。
高血圧の患者の9割が「本能性高血圧症」といわれています。

◆本能性高血圧症
本能性高血圧症は原因がはっきりしない高血圧ですが、遺伝的要因と生活習慣などの環境要因が重なることにより起こるといわれています。
遺伝的要因とは両親が高血圧にかかっているような場合に、高血圧になりやすい体質になっているということです。
この遺伝的要因があるだけで高血圧になるというわけでなく、これに環境的要因が重なることで高血圧になる確率がかなり高まります。
環境的要因には以下のようなことがあります。

・塩分の過剰摂取
・肥満
・過度の飲酒
・ストレス
・寒さ
・喫煙習慣


◆二次性高血圧
二次性高血圧症は高血圧患者の1割に満たないぐらいで、かかる人は若い人が多いようです。
二次性高血圧は原因がはっきりしています。その原因は主に下の4つに分けられます。

・腎性高血圧
・内分泌性高血圧
・血管性高血圧
・神経性高血圧


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