「高血圧」では、自覚症状がない場合が多いようです。
多い症状としては、頭痛、肩こりやめまい、息切れや動悸などが挙げられます。
酸素が足りない場合も肩こりになりやすいですが、高血圧により熱を持ち、肩に熱が溜まることでも肩こりを生じさせると考えられています。
その症状と高血圧を結び付けて考える人が少ないため、高血圧に気が付かずに過ごしてしまうことがあります。
高血圧の症状には個人差があり、病院で血圧を測った際に医師から高血圧と診断され、初めて気がつく人も少なくありません。
日本人の塩分摂取量は平均1日12g、高血圧を改善するために理想的な塩分は5〜6gとされています。
焼き魚など塩を振らず、お酢やレモン、大根おろしなどを利用するなど、工夫して塩分を減らしましょう。
高血圧という病気は、特にその値が160程度では自覚症状は全くありません。
しかしながら最近の研究では、その程度でも高血圧を放置すれば、ただでさえ加齢と共に進行する動脈硬化に間違いなく拍車をかけることが分かっています。
動脈硬化が招く病気の代表は脳卒中、すなわち脳梗塞、脳出血です。
最も怖いのは、高血圧であることに気がつかず心筋梗塞、脳梗塞などで倒れることです。
その前に、できるだけ早く自分で気が付きたいものです。
「脳梗塞」(別名脳軟化症)とは、脳を栄養する動脈の閉塞、または狭窄のため、脳虚血を来たし、脳組織が酸素、または栄養の不足のため壊死、または壊死に近い状態になることをいいます。
また、それによる諸症状も脳梗塞と呼ばれることがあります。
脳梗塞の中でも、片麻痺、意識障害、失語など症状が激烈で突然に発症したものは、他の原因によるものも含め、一般に脳卒中と呼ばれます。
それに対して、緩徐に進行して認知症(脳血管性認知症)などの形をとるものもあります。
日本人の死亡原因の中でも多くを占めている高頻度な疾患である上、後遺症を残して介護が必要となることが多く福祉の面でも大きな課題を伴う疾患です。
ちなみに「脳軟化症」の名の由来は、脳細胞は壊死すると溶けてしまうため(融解壊死という)こう呼びます。
近年脳梗塞になった有名人では、プロ野球巨人元監督の長嶋茂雄氏、歌手・俳優の西城秀樹さんがいます。
2003年に行われたアジア選手権で中国・台湾・韓国に勝利して優勝しオリンピック出場が決定していましたが、翌2004年長嶋監督は脳梗塞で倒れ、同監督が現地アテネで指揮を執る姿を見ることは叶わぬ夢となり、そのことを惜しんだファンも少なくなかったことでしょう。
2003年西城さんは85枚目のシングルとなる新曲『粗大ゴミじゃねぇ』発表直後の韓国での公演中に脳梗塞で倒れ、一時は言語障害から歌手引退かとも報じられましたが、闘病の末にリハビリから復帰し活動を再開しました。
以降ライブなどでの西城秀樹さんは、バラード中心の選曲で歌声を抑え気味にしているようです。